活動報告
24億円のプラス決算。私が「反対」した理由

こんにちは、加須市議会議員の池田ゆみこです。
議会では毎年、前の年度に市がお金をどう使ったか(決算)を確かめ、認めるかどうかを議員一人ひとりが判断します。令和7年度の加須市の一般会計決算について、私は「反対」の立場で意見を述べました。その理由をお伝えします。
加須市の財政は、全国的に見ても健全なほうです。市税の割合も高く、市民のみなさんがしっかり納税してくださっている証です。
さらに令和7年度は、収入から支出を引いて24億円のプラスになりました。入札で職員が努力した成果でもあり、そこは評価しています。
ただ、その24億円の一部でも、市民の暮らしを助けることに使えたはずです。たとえば次のような使い道です。
酷暑の中で、十分に栄養をとれない方への支援
急増している詐欺や消費者被害への対策
防犯の強化
決算の資料を一つひとつ突き合わせると、変化に対応できていない姿も見えてきました。
補助金が何年も同じ額のまま:子育て施設や高齢者団体、文化・スポーツ団体への補助金が、物価の上昇や活動の変化に関係なく、何年も変わっていません
調査して終わり:アンケートなどの委託事業が多いのに、結果が次の行動につながっていません。加須駅ビルや駅周辺の調査をしたのに、その後の計画が動いていないのは特に残念です
終わらない事業にお金を出し続ける:野中土地区画整理事業では、最後に土地が売れたのは3年前です。それでも1億8,200万円を市の一般会計から出しました
給食費の無償化は「子育て世帯への生活支援」とされながら、市立の学校に通う家庭だけが対象でした。これは不公平だと考えます。
また、小中学校の規模や配置を見直す事業では、1,800万円をかけたアンケートが、かえって小さな学校区の子どもや住民の方に不安を与えてしまいました。
加須市には、変える力があります。だからこそ、停滞した空気を入れ替え、使ったお金の結果を確かめて次に生かす、そんな市政を強く求めていきます。